振り子時計とは

振り子時計(ふりこどけい)とは、1657年クリスティアーン・ホイヘンスによって発明された時計です。
振り子の等時性はあのガリレオ・ガリレイが発見しました。
振り子時計の仕組みは、ゼンマイや錘など(後に電動も)によって時針をまわし、
一定の時間で動く振り子で動きを制御して時間を計測します。
振り子時計の弱点は揺れに弱く、船など揺れの激しい乗物の上では使用できません。
地震などの揺れによっても時計が止まってしまうことから、何時地震があったのかなど知る証となることもあります。
振り子時計は発明から数世紀に渡っていろんな改良がされて、最も正確な時計として愛用されていましたが、
文明と技術の進歩により、正確なクォーツ時計(水晶時計)が発明されて衰退していきました。
現在は外見上などからアンティーク品として人気があり現在でも広く愛用されています。
また、ただの飾りとして動く振り子が付いたクォーツ時計も存在しているくらいです。
振り子時計は柱時計であり、最近では平井謙が歌ったあの童謡「大きな古時計」の時計も恐らく振り子時計です。
童話『七匹の子ヤギ』でも一匹が時計の振り子室に隠れる等、あちこちで話に登る人気ぶりです。

アンティークの振り子時計

どこにでもある時計はご近所の時計屋さんで買ってください。
振り子時計はアンティークとして最近人気です。
人気の理由は心に和む、外観の重厚さや懐かしさなど様々。
ゆっくりと揺れる振り子が、なんとなくくつろいだ雰囲気をかもし出して、大切な時間を演出してくれる。
そんな振り子時計の中がアンティークとして、こだわりのインテリア、デザイン時計が人気です。
個性派ぞろいの振り子時計たち。
きっとあなたのお部屋や、大切なあの人のセンスにピッタリのアンティーク品が見つかるはず。
振り子時計は毎日何度も見るものですから、気の合うヤツでなければ、長い付き合いなんかできないですね。
最近のものでは、ペコちゃんやトトロに出てきた真っ黒くろすけの物や、鳩時計タイプが人気ですが、
やっぱり重厚感や趣のある年代物が落ち着きを出してくれると振り子時計の代名詞です。

振り子時計から電波時計まで

古くから重宝され、今でも愛用されている振り子時計ですが、
時の正確性や、技術革新により、昔からの本物の機械構造の振り子時計はアンティークとして愛用され、
時を報せる役割としては一線を退きました。
しかしながら、その形の愛着から外観だけは振り子時計にして中身はクオーツ 式、電波時計へと変わってきました。
現在最も正確なのは電波時計で、標準時間電波を受信して誤差を自動修正してくれる優れものです。
振り子時計は何故止まらないの?という疑問を子供の頃に持ちませんでしたか?
ガリレオ・ガリレイが発見した振り子特性を応用したものですが、
振り子(ふりこ)は片側一点で支えられた棒やひもなどの先に重りを付けたものです。
地上など重力のあるところで一回力を加えると揺れを繰り返します。
理論上は支点での摩擦や空気抵抗の無い理想の環境では永久に揺れ続けます。
自然の法則を利用した振り子時計から、先端の電波時計まで進化しましたが、外観は振り子を残して性能は電波時計という
融合商品が柱時計のこれからのトレンドになりそうです。

Copyright © 2007 振り子時計のいいところ


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